「20字に削ぎ落とせ」ワンビッグメッセージの書評

伝えようとすればするほど文字って長くなりがちだ。

知識が増えるほど、あれもこれも伝えたいってなる。

文字をなるべく削ぎ落せって本が面白かったので、皆さんの普段の生活で、何か役に立てばと思います。

削ぎ落とす勇気、ありますか?

いきなり、こんな文言が書いてあった。

思わずドキッとしてしまいました!

これは、自分みたいにブログ書いてる人にはグサッとくる言葉だと思います。

最近で言ったらミニマリスト的な感じがします。

大事なものの中からホントに必要なものだけ絞り出すみたいな感じです。

伝えることは一つに絞る

・ワンビッグメッセージは格段に相手に伝わりやすい。

・相手に察してもらう、相手に解釈の余地を与えると誤解の元になる。

だからこそシンプルに伝える。

企業のキャッチコピー

・「やめられないとまらないかっぱえびせん」18字/カルビー

・「インテル入ってる」8字/インテル

・「お金で買えない価値がある」12字/マスターカード

自分の視点で語らない

プレゼンにて

・自分の豊かな事業経験

・経営者としての手腕

・自分が導く事業の見通し

自身のアピールを行って、先方に信頼感を与えようとするプレゼン

このパターンはすべてが自分の視点。

「自分はこのように成功した」

「自分にはこんな強みがある」

自分視点になっているケースが数多くある。

そうじゃなく、聞き手の視点が大事だって、この本では言っている。

聞き手を主役にしてあげると、「他人事」から「自分事」として捉える。

「簡単、簡潔、簡明に話せ」

人間の脳は初めての1度聞いた情報をそこまですべて記憶に残せない。

未来予想図を売れ

中古車のディーラーの話

A.この車は驚くほどの加速で、グリップ性能もよく、操縦性も安定していて、乗り心地抜群です

B.かっこいいでしょう?この車を運転していたら、女の子にモテモテですよ!

どっちが買いたくなりますか?

僕はもちろんBです。

女の子にモテモテですよ!

ダサダサよりモテモテがいいでしょ!!

この場合、Aは商品そのものにフォーカスしていて、Bは「結果」。この車を買ったらどうなるかにフォーカスしている。

売り込まれていると感じると人は警戒する。

でも、自分にとって得になり、商品を買った先にどんないい未来があるか想像させる。未来予想図を描く。

人は心が揺れ動くと共感しやすい。

スティーブ・ジョブズの有名な話

これも面白いと思ったので紹介します。

2008年スティーブ・ジョブズが伝説に残るプレゼンをした話です

いきなり茶封筒を持って登場して、そこからノートパソコンを取り出してみせたそうです。

これがMacbookAirの発表でした。

ノートPCの薄さ(4ミリ)を茶封筒に入れることで薄さをアピールした。

これがお客さんに具体的にシンプルに商品をイメージさせたっていう話です。

すごいですね!!難しい言葉よりもシンプルで伝わりやすい表現方法だなって思いました。

まとめ

要するに伝えるって、情報の量じゃないってことが分かりました。

自分視点じゃなく、相手視点。

相手を主役にすることで、「他人事」から「自分事」へと変わる。

相手に寄り添う思いやり。

すごくタメになりました。

そんな感じです!

おしまい!!

というわけで、この本おすすめです!

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タッチー☆趣味ブロガーtachiwada1
アラサーの男の人生を楽しむブログ。 33歳既婚3歳の息子の3人暮らし。 サラリーマン兼ブログをやってます。 少しでも皆さんの癒しになればと思います。