第1話 漫画(イニシャル)頭文字Dの豆腐屋の息子に憧れて
あれは、18歳高校を卒業し、地方から関西の某大企業に勤めた頃の話である。
当時自分の同僚は20人ほどで、九州、関西からの出身者が集まった。
1年目は実習生で勉強をしながらお給料も貰えるといういい身分だった。
午前中は座学、午後は実習というのが1年間続いた。
ただ、この1年間は暇を持て余していたのであった。。。
そんな時、18歳の同期の中に高卒でいきなり車を持っている奴がいた。
インプレッサ通称GC8乗りのまこっちゃん。
漫画(イニシャル)頭文字Dに憧れて、まこっちゃんのGC8の助手席に乗り、リアルな峠を知ることになるのであった。
第2話 イニシャルDに憧れて 峠を攻めるということ
前回つづきで、インプレッサGC8のまこっちゃんの助手席に乗り、初めて峠へと行った話をしようと思う。
まずインプレッサという車はスバルの水平対向エンジンということで、とにかくうるさい!!
・ドコドコドコドコ~~~~オという音がする。
・水平対向エンジン(ボクサーエンジンともいう)普通のエンジンが縦向きの動きに対して、ピストンが横向きの動きのため。
おまけに、まこっちゃんのGC8は柿本改というサイレンサー(消音機能)をぶち抜いた、なんとも迷惑な車だった。(あまりにうるさいので、街中ではサイレンサーを付けて、峠の入り口でサイレンサーを外すというスタイルだった。)
初心者の横乗りはホントに恐い
初めての横乗りの感想は、とにかく恐い。
運転が上手いやつの横なら安心して乗れるが、18歳の免許とりたての、まこっちゃんが運転するものだから、信用ができない(笑)
上のつり革を常に持った状態。
33歳の今の自分が、その時のまこっちゃんの横乗りができるかというと、全力で拒否すると思う。(友達の運転で死にたくはない)
若さゆえの過ちというやつである。
横乗りよりも自分も運転したいという気持ちが強くなる
何回か横乗りをさせてもらったが、自分でも運転したい、まこっちゃんよりも速く走れるんじゃね?ということで、スポーツカーを買う決断をするのであった。

次回へ続く
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